
卓球の国際大会「WTTチャイナスマッシュ2026」は7日、女子シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング1位の孫穎莎(中国)が同101位のオラワン・パラナン(タイ)と対戦。ゲームカウント1-3で敗れ、3回戦進出を逃した。
優勝候補の一角に据えられていた世界1位の敗退を、現地メディアも大きく報じている。この敗戦により、上位進出を狙う日本勢にも影響が出てきた。
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■試合後には体調不良を告白
孫穎莎は近年の卓球女子で絶対女王に君臨。世界ランキングでは王曼昱(中国)に1位の座を明け渡したが、5日に発表された2026年第41週のランキングで4週ぶりに首位へ復帰。母国開催のチャイナスマッシュでも優勝候補の筆頭に据えられていた。
しかし、そんな25歳の前に立ちはだかったのが、タイのサウスポー、オラワン・パラナンだった。第1ゲームこそ孫穎莎が11-8で奪ったものの、第2ゲーム以降はパラナンが押し込む展開が増え始め、ゲームカウント2-1で勝利に王手をかけた。第4ゲームは2-8のビハインドからパラナンが一気に巻き返し、デュースの末に12-10で取り切った。殊勲の勝利を挙げた29歳は喜びを爆発させた。
この世界1位の敗戦を現地メディアも報じており、『新華社』は「昨晩から体調があまり良くなく、少し熱があった」と、孫穎莎が体調不良を抱えていたことに言及。それでも、孫穎莎は「相手のプレーは非常に素晴らしかった」「十分に準備していて、非常にいいプレーをしていた」とパラナンの勝利を称えた。
優勝候補筆頭の孫穎莎が敗れたことで、日本勢の上位進出の可能性も広がった。前日にシャルロット・ルッツ(フランス)をストレートで下した橋本帆乃香(デンソー)は、パラナンとの対戦が決定。同じブロックでは大藤沙月(ミキハウス)が世界7位の陳幸同(中国)と準々決勝進出を懸けて対戦予定で、勝ち上がって優勝争いに絡めるか注目される。
中国勢の活躍が期待されていたチャイナスマッシュで起こった世界1位・孫穎莎の敗戦。この波乱が日本勢の勝ち上がりにどのような影響を与えるのか、今後の展開に関心が集まる。
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