
ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨んだが、2-6で完敗。これで3連敗となり、ワールドシリーズ3連覇という夢は崖っぷちに追い込まれた。それでもデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、最後まであきらめない姿勢を強調した。
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■現役時代、ヤンキース相手に奇跡演じる
ロバーツ監督はこの日、ポストシーズン打率.150と苦しむ大谷翔平投手を「6番DH」に配置するなど手は打った。その大谷は2打数1安打2四死球と復調の兆しを見せ、大谷と同じく打撃不振に陥っていたウィル・スミス捕手にも適時打が出た。しかし、勝利は遠かった。
いよいよ土俵際に追い込まれたが、ロバーツ監督は「(逆転は)もちろん可能だ。実際に私自身が経験している。それに、うちの選手たちは数々の修羅場をくぐり抜けてきた。私が所属していたあのチームもそうだった」と話し、巻き返しに自信を見せた。
7回戦制のポストシーズンで0勝3敗から勝ち上がったのは、2004年のア・リーグ優勝決定シリーズを突破したレッドソックスの一例のみ。そして、その逆転劇の立役者となったのが現役時代のロバーツ監督だった。
■「明日勝つ」という気持ち
当時レッドソックスは宿敵ヤンキースに3連敗を喫した上、第4戦も9回までリードを許して敗退寸前。ここで代走として出場したロバーツ監督は、守護神マリアーノ・リベラ投手のモーションを盗み、球史に残る重要な盗塁を決めた。そして直後、中前適時打で同点のホームを踏んだ。レッドソックスは延長12回の末にこのゲームを制すと、一気の4連勝でシリーズ突破を決めた。
そんな体験を持つロバーツ監督は「これまでも0勝2敗、0勝3敗と追い込まれたチームはあった。そんな時に持つべき考え方は、ただ『明日勝つ』ということだけだ。負ければ終わりだが、私たちはそういう試合を何度も経験してきた。とにかく1勝を挙げなければいけない。そして、何とか勢いをつける必要がある。そのためには全員の力が必要だ」と力を込めた。
選手として奇跡を演じたロバーツ監督。今度は指揮官として、MLB史上2例目となる0勝3敗からの大逆転劇を成し遂げることができるか。ワールドシリーズ3連覇へ向けて、まだあきらめていない。
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