
今季終了後にカブスからフリーエージェント(FA)となった鈴木誠也外野手の去就が注目されている。米メディア『ジ・アスレチック』は26日(日本時間27日)、鈴木がカブスの想定を大きく上回る契約を手にする可能性を報道。チーム残留の難しさを指摘した。
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■今季のQOは「2315万ドル」
『ジ・アスレチック』によると、今後カブスは鈴木に1年2315万ドル(約36億5千万円)のクオリファイングオファー(QO)を提示すると見られている。QOとはFAとなった選手に元所属球団が提示できる1年契約で、金額は今季年俸の上位125選手の平均と定められている。選手がQOを拒否して他球団と契約した場合、元所属球団には補償として条件に応じたドラフト指名権が与えられる。QOが拒否された元所属球団が、新たな複数年契約を提示することも可能だ。
鈴木は2022年からのメジャー5年間で、通算113本塁打を記録。今季は右翼手としての守備も評価を高め、ゴールドグラブ賞の最終候補にも入るなど、攻守で評価が急上昇している。
今オフのカブスは先発ローテーションの大幅な再編に加えて、捕手やブルペンも補強候補となっており課題が山積している。『ジ・アスレチック』は、人気銘柄の鈴木が「シカゴが快適に支払える金額を大きく超える契約を提示される」と分析。右の有力打者が少ないFA市場において、カブスが鈴木を引き留められない可能性が高まっていると見立てた。
同メディアは、現行の労使協定が12月1日(同2日)に失効するため、ロックアウト前の駆け込み需要でFA市場が一気に動く可能性もあると予想。鈴木の争奪戦は早期決着するのだろうか。
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