
卓球の国際大会「WTTチャンピオンズモンペリエ2026」は27日、男子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング1位の松島輝空(個人)は同11位のチウ・ダン(ドイツ)と対戦。ゲームカウント3-2で勝利し、2回戦進出を決めた。
中盤に苦しみながらも、フルゲームを制して初戦突破を決めた松島。世界1位のサウスポーが試合を振り返りながら、現在の心境を語った。
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■最終ゲームで怒涛の9連続ポイント
今大会の第1シードとして優勝を狙う松島だが、初戦で戦ったのはドイツの強豪、チウ・ダン。現代屈指のペンホルダーの使い手である29歳を相手に、序盤こそ2ゲームを幸先よく連取したが、第3ゲームを3-11で失うなどリズムを崩し、その後2ゲームを奪われてフルゲームへ持ち込まれた。
しかし、勝負の最終ゲームで集中力を発揮した松島は、2-2から9連続ポイント。勝負強さを見せた19歳が苦しい試合をものにし、初戦突破を決めた。

松島輝空(C)WTT
松島は試合後、「1回戦で(戦うに)は本当にありえないぐらい強い選手。状態があまり万全ではなかったので、本当に厳しいかなと思っていた」と戦前の見立てを明かしつつ、「その中で何とか食らいついて、最終ゲームで頭を使ってプレーができて、勝つことができて良かったと思います」と安どの表情を見せた。
松島は今季2度のグランドスマッシュシングルス制覇を成し遂げ、5日には1980年7月の小野誠治以来46年ぶりとなるシングルス世界1位に立った。一気に世界トップへの階段を駆け上がった19歳は、“追う側”から“追われる側”へと立場を変えて戦っている。
松島は「世界ランキング1位になってから、もちろんプレッシャーだったり、相手が向かってきたりすることはたくさんある」と率直な思いを述べながら、「その中で『自分は今、一番ランキングが高いんだ』と思いながら、最後の第5ゲームになってもプレーできているので、本当に気持ちの面では負けていないと思います」と世界1位としてのプライドを語った。
松島にとってWTTチャンピオンズモンペリエは、昨年準優勝を果たし、ブレイクの足掛かりをつかんだ大会。世界1位となって戻ってきたサウスポーが、王者として優勝を目指していく。
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