山岳ジャージの清水がボクルーズ棄権
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
EQA・梅丹本舗はギヨーム・ポンや岡崎和也が積極的な走りを見せてチームをアピールした。レース中盤でエースの清水都貴がリタイアし、最後の集団スプリント勝負には絡めなかった。以下はチームレポート。
この日も快晴。前日の第1ステージで逃げに乗り、山岳賞で3位になった清水はこの日、繰り上げで山岳ジャージを着てスタートした。
序盤にできた13人の逃げにポンが入る。クライマーのポンは得意の走りで、51.5km地点にあるカテゴリー1級の峠を2位で通過した。峠の下りで先頭グループは集団に吸収され、続いて6人の逃げができた。
レースは100km地点を過ぎ、3つめの峠に差しかかると集団は再び一つとなる。その絶妙なタイミングで岡崎和也が攻撃を仕掛けた。単独で先頭に立ち、峠をトップ通過。集団との差は1分10秒ほど開く。
その後、追走選手たちが合流し、残り47kmで先頭は岡崎を含む7人となった。だがゴールスプリント狙いのチームが追い上げ、ラスト5kmでは100人ほどの集団となり、スプリント勝負に持ち込まれた。
チームとしてはミカエル・ダミアンをエースとし、スプリント勝負に挑んだが、レース後半で落車した精神的な影響もあり、勝負できずに終わってしまった。
前日好調だった清水は、最初の峠で遅れてしまい、その後リタイア。清水は2月にツアー・オブ・カタール、ツール・ド・ランカウィと連戦で疲労がたまっていたので、ここで無理をせず休息を取ることとなった。
【水谷壮宏監督のコメント】
清水のリタイアは残念だが、連戦続きで疲労がたまっている。今ここで休ませないと今後のレースに響くので、休養が必要だと思いやめさせた。今日は、ギヨーム・ポンが逃げに入ってくれたし、岡崎もいい走りで逃げを作ってくれた。増田も調子がいい。最後のゴールスプリントで彼はダミアンのアシストもできていたし、上りもいい感じで上っていた。チームとしては明日も積極的な走りをし、ステージ優勝を狙っていきたい。
《編集部》
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