ボクルーズ第3Sで増田成幸が25位
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EQA・梅丹本舗は、ゴールスプリント勝負でクライマーの増田成幸がトップと同タイムの25位に入った。以下はチームレポート。
最終日となった第3ステージは曇り。コースは60km地点くらいから最初の峠が始まり、計3つの峠や丘を越える。この日もレース序盤で15人の逃げが形成された。リーダージャージを着るルレイが先頭グループに入り、集団との差を40秒ほど広げたが、ベソンショスールチームが集団をペースアップし、逃げを捕らえた。
その後、9人の逃げができて、10秒遅れでEQAのギヨーム・ポンが単独で追う。しかし、先頭には追いつけず、集団に戻ってしまった。
リーダージャージを擁するアグリテュベルチームが集団のペースをコントロールし、逃げとの差は3分以上開くことはなかった。ラスト30km、集団が先頭グループを追い始めてハイスピードになった矢先に、ポンが痛恨のパンクに見舞われた。なんとか集団復帰を試みたが、最後の上りに入ってしまい、集団に追いつけず。最後は増田一人でスプリント勝負を試み、トップと同タイムの25位に入り、総合では70位から45位にランクアップした。
昨年は、ひざのケガでほとんどレース出場できなった増田だが、ヨーロッパ初戦を走り抜き、今後のレースに向けて好感触をつかんだ。
【水谷壮宏監督のコメント】
増田はこの3日間、厳しいレースにもかかわらず、集団の前方に位置し最後まで勝てる集団に残ってレースを展開していたので、今回の走りは高く評価したい。山は上れているから、今後スプリント力を強化すれば、もっとバランスが取れて強力な選手になるだろう。
《編集部》
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