新城はツール・ド・リムザンで総合2位 連覇はならず
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
トップと3秒差の総合2位で迎えた最終日は、3級山岳が3回とスプリントポイントが3回、そして最後は例年通りリモージュ市内の周回コースでゴールするという178.8kmで争われた。
新城は昨年同様、このステージでの逆転優勝をねらい、チームメイトのアシストを受けながらチャンスをうかがった。しかし、序盤から総合順位を上げたい選手たちや区間優勝をねらう選手たちで形成された12人の先頭集団が最大5分の差をつけ、途中のスプリントポイントでボーナスタイムを稼ぎながら、レースが進んでいった
メイン集団はリーダーチームを中心に先頭を追うが、思うようにタイム差を詰めることができないまま1周12kmの周回コースに入った。
ここで12人の先頭集団に選手を送り込めなかったチームも積極的に前を追い始め、先頭集団からも脱落する選手がでてきたことにより、一気にタイム差が縮まった。
最終周回に入った登りで逃げていた全員が吸収され、レースは振り出しに。ここで新城は最後のチャンスにかけてアタックしたが、当然これには集団がすぐに反応。成功しなかった。その後カウンターアタックで5選手が飛び出し、メイン集団はけん制し合ったため、このまま5人が逃げ切った。新城は総合1位のマルティン・エミンガーと同じメイン集団の中でゴールとなり、3秒差を詰めることができず、総合2位に終わった。
ゴール後の新城は無言でチームバスに戻ったが、しばらくして報道陣の前に姿を見せた。
「目標だった2連覇ができなかったことが本当に悔しい。勝負どころは最後の周回だと考え、それまでチームメイトは完璧にアシストしてくれた。しかし、第1ステージで勝てずについてしまった秒差で、勝負が決まってしまい、その3秒を取り返すことができなかった。それがリムザン。次の課題ですね。総合2位を守ったことでできることは最低限やったと言えるかな」
《編集部》
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