【ツアー・オブ・ジャパン14】ビーニファンティーニのデネグリが南信州ステージで2年連続優勝
スポーツ
短信

148km、厳しい登坂区間を含む南信州ステージは冷たい雨のなかで開催された。序盤にウィリー・シミット(南アフリカ)を含む6選手による逃げが決まったが、中盤のラファ・コンドールJLTの強力な追い上げにより、逃げていた選手たちは集団に吸収され、そこからレースが動き始めた。
ペースアップにより先頭は30人ほどに絞られ、さらにそこからアタックが繰り返され、最終的にはデネグリとルバの2選手が先行。登坂力に優れ、総合優勝を狙うルバとステージ優勝を狙うデネグリの思惑は一致し、ゴールまで2選手が逃げ切る展開となった。
デネグリは2013年も南信州ステージを制していて、これで2連勝。個人総合でも2位に12秒差でトップとなり、緑色のリーダージャージに袖を通した。また後続では、グレッガ・ボレが単独でアタックを仕掛けて3位、ポイント賞で首位に立った。その後ろも6位にアレッサンドロ・ビソルティ、11位にウィリー・シミットが続き、チーム団体総合順位もトップに。
「今日はとても調子がよかった。チームの動きはパーフェクトで、今日の結果は彼らの素晴らしい働きによるもの。日本でのレースは、日本のスポンサーのためにとても重要なものであり、自分たちもとくに強く勝ちたいと思っている。次のステージでも勝利を狙っていきたい。自分は去年の勝利もあり、いつも日本では強くて運に恵まれているからね」とデネグリ。
「今回は富士ステージ以外でのステージ優勝を目標に掲げていたので、まずは1勝できてホッとしている。勝因は中盤からの展開が自分たちに有利に働いたこともあるが、今日のコースプロフィールを得意としていたメンバーが、各自ベストコンディションで臨めたことも大きかったと思う」とチームの大門宏監督。
《編集部》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代