シャトールークラシックで若手アシストの新城は集団ゴールで60位
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ツール・デュ・リムザン終了後、新城はそのままシャトールーに入り、連戦となった。シャトールー市をスタートして南下、郊外の丘陵地帯を8の字に回り、最後は市内に戻り1周7.4kmの周回コースを3周する203.8km。2006年に福島晋一が3位に入賞し、2013年はヨーロッパカーのブライアン・コカールが優勝している。
この日は日本のブリヂストンアンカーもヨーロッパ遠征最後のレースとして出場。ブエルタ・ア・エスパーニャなどプロツアーレースが重なっているので、チームにはスタジエと言われる研修生(サテライトチーム所属で来季はチームに昇格予定の選手)が1人起用され、若手中心のメンバー構成となったヨーロッパカーは、ゴールスプリントになることを想定し、ゴールを若手のモルガン・ラモッソンに託し、新城がサポートする作戦を組んだ。
55km地点から形成された4人の逃げグループはシャトールー市内の周回コースに入るまで粘るが、スプリントを狙う各チームのアシスト勢の猛追により、残り24kmで吸収される。そこからぐんぐんとスピードが上がる中で各チームの位置取りが始まり、どの選手も若手が多いためか落車が続出する。
この時点でスプリントの集団に残っていたのは新城とラモッソンのみ。落車を回避しながら新城はラモッソンを引き連れて前方へとポジションを上げ、ラスト400mで新城が集団の先頭でラモッソンをアシスト。
絶好の位置で先頭に出たラモッソンだったが、後続の選手にかわされて5位でゴール。新城は集団ゴールで60位。
「ボクがスプリントしたほうがよかったかという意見もあったが、自分のために走れるチャンスが年に何度もない若手にチャンスを与えたかった。それを活かせるかどうかはその選手次第で、今後も大きく変わる」と新城。
「チームのメンバー的にスプリンターが少なすぎて、勝つのは難しかっただろう。リムザンからこれまで調子がだいぶ上がってきた。次のグランプリプルエイはしっかり追い込んでいい走りをしたい」
クリテリウムキアン、ツール・デュ・リムザン、シャトールークラシックと10日間の遠征を終えて新城は帰宅。次のレースは8月31日にブルターニュで開催されるグランプリプルエイだ。
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