【プロ野球】西武・炭谷はFAせず　残留宣言にファン「嬉しすぎて泣きそう」

今季オフに国内FA権を行使、他球団への移籍が噂されてきた西武ライオンズの炭谷銀仁朗捕手は、11月1日に球団と話し合い来季もチームに残留することで合意した。

FAか残留か。ファンの間でも意見が割れていた炭谷の去就が、ようやく決着した。炭谷は「自分が正捕手としてマスクを被り、まだ優勝できてない。それがしたいと思った。球団にも必要だと言ってもらった」と理由を語る。

だが球団とは単年契約。来季オフにFAの可能性を残した格好であり、1年後また去就が取り沙汰されるのは確実だ。

それでもファンはひとまず安心といったところか。

「炭谷残留確定きたね。嬉しすぎて泣きそうだわ…」
「これで西武はFAの連鎖が止まるか？」
「この心意気ないすだ！」
「頑張れ獅子の正妻！」
「西武愛を貫いてくれた姿勢が嬉しい」

今季オフは楽天の嶋、ヤクルトの相川、そして西武の炭谷とレギュラークラス、経験豊富なベテランとキャッチャーが3人もFAするのではと注目された。しかし嶋と炭谷は残留。相川だけがFA権を行使した。

残留を決めた炭谷だが、来季レギュラーポジションが確約されたわけではない。チームは大阪桐蔭から獲得した森友哉を育てる方針で、今季終盤からは炭谷の出場機会が減らされた。

2年目の来季は本格的な併用が始まるだろう。厳しい競争が待っている。