【サイクルモード14】10周年記念シンポジウム「スポーツ自転車が文化として成熟するには?」…サッカーに学ぶ
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まとめ
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中でもJrIDE代表の栗村氏、先日のジャパンカップで現役を引退した宮沢選手、元Jリーガーの前園氏により、「スポーツ自転車が文化として成熟するには?」というテーマで行われたシンポジウム。
近年ブームとなっているサイクルスポーツを一過性で終わらせず、国内の自転車競技を世界レベルまで引き上げ、文化を定着させるための秘訣を前園氏とともに探るというもの。前園氏といえば、現役時はサッカー日本代表も務めた実力者であり、その氏とともにヒントを見出していった。
実業団からJリーグへの変遷や選手の育成方法、現在のサッカーを取り巻く状況等は、簡単にメジャースポーツ化した訳ではなく選手や協会の苦労があった事が語られた。
マイナー競技がメジャー化するには、競技に関わる業界全体で前進する必要があり、サッカーなどのメジャー競技の後を追う、自転車競技のメジャー化も簡単にはいかないだろう。
長期的に見ることも必要だが、宮沢選手のようについ最近まで選手として活躍してきた知見、現在業界に携わっている人間のノウハウをもとに、足元を見つめることも大切。現状を少しずつ改善し、文化の定着と共に競技への理解を深めてもらうことも欠かせない。
自転車というマイナースポーツが、国内でサッカーに並ぶメジャースポーツとなるには時間も労力も必要。その労力と時間を惜しまずに、イギリスやオーストラリアの様に世界的な選手を輩出するため、サイクルスポーツの文化面での定着が重要だ。
《高橋智宏》
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