5日目にしてキリマンジャロ山頂に…写真ギャラリー(3)山頂編
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
肉体的にも精神的にも最も厳しいステラ・ポイント(標高5740m)までの登りを、先頭グループは6時間かけて踏破。ここから山頂のウフル・ピーク(標高5895m)までは、あとひと踏ん張りだ。
5日目の11月5日未明、午前4時30分にアルベルト・コンタドール、ミカエル・バルグレン、ロベルト・キセロフスキーの3人の選手が、アフリカの屋根と呼ばれるキリマンジャロ山頂に一番乗りを果たした。
山頂の下の雲海を通して、日の光が差し始めるころにはチーム総勢72人中51人、全体の71%が登頂に成功した。
今回のキリマンジャロ登山は厳しい悪天候にも見舞われ、一流アスリートのプロロードレース選手にとっても決して簡単ではなかった。
コンタドールとともに山頂に最初に到着した新人バルグレンは「登山中は、ほぼいい感じで登れていた。体調はよかったし、高度の影響は受けなかった。でも、それは標高5500mに達するまでだった。そこからは頭痛が始まり、頭の周りを狂ったように締めつけられる感覚があった。それから前に進むのは、心の中での精神的な戦いだった。自分の中に入りこんで、次の一歩とアルベルトについていくことに集中した。最終的に僕たちは頂上に到達し、一緒にお祝いしたんだ」と振り返っていた。
チームから届けられた写真には、まだ薄暗い山頂で達成感に満ちた表情を見せる選手・スタッフたちが収められている。
なお今回の合宿を通じて、チームのスポンサーは地元の非営利団体に寄付を行っている。
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