ロット・スーダルがスペイン・マヨルカ島で開幕直前合宿「量より質を重視」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ロット・スーダルがスペイン・マヨルカ島で開幕直前合宿「量より質を重視」

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ロット・スーダル
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ベルギーのロット・スーダルが、スペイン・マヨルカ島でこのオフ2度目のトレーニング合宿を行っている。

チームは2014年12月にスペイン・ベニカシムで合宿を行ったが、今回はツアー・ダウンアンダー出場メンバーなどをのぞく20人が参加し、開幕前最後のトレーニングに励んでいる。

トレーナーのウィム・バンホールストは、この合宿の目的と内容について次のように説明した。

「12月の合宿とこの合宿には違いがある。12月は主に持久力とパワーのトレーニングだった。今はさらに高い強度だ。シーズン開幕直前の時期だから、量よりも質が重要なんだ。バイクペーサーでのトレーニングもあり、スプリントのシミュレーションをしている」

「選手はレースプログラムやタイプに合わせて、3つのグループに分けられる。このグループは毎日違う。ティレーノ~アドリアティコに出場する選手たちは、チームタイムトライアルの練習もする」

「選手たちは10分間の最大出力のテストもする。パワーを計測し、調子の指標とするんだ。1回目の合宿でもこのテストを行ったから、今は選手たちに改善が見られる」

「先週木曜日には、パルマの自転車競技場を借りて4選手の空力テストを行った。アンドレ・グライペル、マルセル・シーベルグ、トニー・ガロパン、ティエシ・ベノートの4人だ。40km/h、45km/h、50km/hの異なる速度で走り、パワーを計測する。その後、違うポジションで50km/hのTTのスピードでテストし、2分間の平均パワー出力を見るんだ。そして最も低いパワー出力を割り出す。同じ速度なのに出力が低ければ、バイク上のポジションがより空力的だということを意味するんだ。わずかだけど、5~30ワットぐらいになるよ」

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