ラボバンクの元チームドクターがドーピング違反で永久追放処分の判決…ラスムッセンの証言が決め手に
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
ラインダース医師はかつてオランダのチーム、ラボバンク(現チームロットNLジャンボ)のチーフドクターを務め、チームの取締役会にも名を連ねていた。
ラインダース医師に対する捜査は2012年のUSADAによる証拠発見から始まり、オランダとデンマークのアンチドーピング機関との協力で進められた。
目撃証言や裏付け書類、専門家による自転車選手の血液の異常値の分析などの証拠をもとに、米国仲裁協会はラインダース医師がEPO、テストステロン、インシュリン、DHEA、LH、コルチコステロイドなどの禁止薬物や血液ドーピングの用具を保有、取引し、自身の監督下にある選手たちに投与したと判決した。
デンマーク・アンチドーピング機関のディレクター、ロネ・ハンセンは「選手の目撃証言は捜査の中で重要かつ有力な役割を果たすことができる。この事件ではミカエル・ラスムッセンの協力と証言がこの判決に不可欠だった」と説明している。
デンマークの自転車選手、ラスムッセンはかつてラボバンクに所属。2007年ツール・ド・フランスではマイヨジョーヌを着用したが、競技外抜き打ち検査に必要な居所報告を複数回怠ったとしてドーピング違反とみなされ、レースから除外された。
ラインダース医師は今後選手のトレーニングやアドバイスにかかわることが禁止され、レースに帯同することも禁じられる。
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