ネイマールがダイヤモンドに込める妹との絆、新デザインのスパイク発表　ナイキ

ナイキアスリートとして8年目を迎えるネイマールは、ハイパーヴェノムリキッドダイヤモンドを発表した。

ネイマールは、フットボールに負けないくらい家族のことを大事に思っている。特に妹のラファエラとの仲の良さは、お互いの腕に入れられたダイヤモンドのタトゥーに象徴されているという。

ネイマールのタトゥーの上部にはポルトガル語で妹の意味の「sorella」の文字が、ラファエラには兄を意味する「fratello」の文字がそれぞれ刻まれている。

「ダイヤモンドのタトゥーは妹と一緒に入れました。ダイヤモンドは貴重なもので、私にとっては妹も同じように貴重な存在ですから、お互いを思う気持ちをダイヤモンドの形に示すことにしたのです。」とネイマール。「ダイヤモンドはシンプルだけど美しい石であり、ひときわ目をひく貴重な宝石にもなります。それは私とラファとの関係にもつながると思いました。」

ナイキデザインチームは彼のスパイクも同じような存在感を持つものにしようと試みた。ネイマールは2013年、リオデジャネイロでオリジナルのハイパーヴェノムを発表し、翌夏にはゴールドバージョンを披露している。

そして今回、ユニークなカラーのアイデアは、ネイマールが好きなダイヤモンドから生まれた。「ネイマールのプレーや彼のパーソナリティもインスピレーションにしています。」とナイキフットボールフットウエア担当副社長、マックス・ブラウは述べている。「彼はまるで岩の間を水が流れるような滑らかな動きでディフェンスに攻撃を仕掛けます。そこで、彼の好きなダイヤモンドもアイデアに入れながら、ダイヤモンドの液体がアッパー全体を覆うイメージに仕上げました。」

ハイパーヴェノムのナイキスキン加工を施したアッパーは、カラーの立体感を高め、素材感を感じさせるキャンバスとなった。様々な色調を試した結果、ネイマールの個性を表現するカラフルなアクセントを加えた、ハイパーヴェノムリキッドダイヤモンドが完成した。

「このスパイクの鮮やかでエネルギッシュな外観はとても目立つでしょう。私の物怖じしない明るい性格をうまく表現していると思います。」と、ネイマール。ハイパーヴェノムリキッドダイヤモンドは2月12日（木）よりNike.com、2月13日（金）よりナイキ原宿や一部専門店で販売される。