【シクロクロス東京2015】弱虫ペダルチームの山本和弘、引退レースで熱い走り | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【シクロクロス東京2015】弱虫ペダルチームの山本和弘、引退レースで熱い走り

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シクロクロス東京2015、山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)の引退セレモニー
シクロクロス東京2015、山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)の引退セレモニー 全 13 枚 拡大写真
シクロクロス東京2015のエリート男子カテゴリー、この日が引退レースとなった山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)がファンの声援にこたえる熱い走りを見せ、日本人最高位の3位表彰台を獲得した。

山本は北海道出身の32歳で、カズのニックネームで自転車仲間、ファンから親しまれている。弟の幸平(トレック)とともにMTB選手として活躍し、世界選手権出場、アジア選手権表彰台など数々の戦績を残す。2013年からはロード選手に転向し、Jプロツアーなどに参戦。冬季に取り組んでいたシクロクロスは、2014年10月から弱虫ペダルシクロクロスチームとして本格的に参戦。先週のシクロクロス世界選手権(チェコ・タボール)にも日本代表として出場した。

この日は、ともに日本代表として戦った竹之内悠(ベランクラシック・ドルチーニ)と雨の中でデッドヒートを繰り広げる。MTB選手のテクニックを活かしてシケインはバニーホップで越えるなど観客を魅了する走りも見せて、3位フィニッシュした。

「日本人トップは意識していたので、純粋にうれしい。先週も世界選手権で一緒に走った竹之内悠くんと接戦のレースができた。コーナーごとに肩と肩がぶつかるいい戦いだった。自分も熱くなったし、悠くんには感謝している。応援の声が近くて、見せる走りをしたいという気持ちにだった。気持ちよくゴールできました。スタート前はいつもと変わらずリラックスしていたけど、ゴールして最後のレースなんだという気持になりました」

山本は表彰式で3位表彰台に上がり、またシクロクロス国内シリーズ戦のJCXシリーズの総合優勝の表彰も受けた。その後には引退セレモニーも行われ、夫人から花束が贈られ、弱虫ペダル作者の渡辺航先生も壇上に駆け付けた。

今後について山本は「自転車は大好きなので、これからも乗り続けます。それから、大好きなスポーツサイクルをみんなに広げていく活動をしたい。みなさんの前に出てくる機会も増えると思うので、よろしくお願いします」と自転車界の発展に貢献していくことを誓った。

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