ロドリゲスは薬物使用が発覚した後もメジャーリーグ機構などを相手取って争い、また球団にも不満をぶちまけるなど自ら四面楚歌の状況を作り出すような言動が見られた。しかし最近は復帰に向け関係改善を図っているとも伝えられており、今回の謝罪もその一環と見られる。
ヤンキースは公式サイトで今回の会談について掲載。「率直な話し合いができた。まずは春季キャンプでプレーしてもらいたい」と復帰に向けトレーニングを重ねるよう促した。
ロドリゲスは史上最年少で通算500本塁打を達成した2007年オフ、ヤンキースと10年総額2億7500万ドル(約328億円)で契約。しかし近年は故障がちで成績を落とし、薬物使用で1シーズン全休とチームの低迷もありファンからは「もうこれ以上MLBの歴史を汚さないで欲しい」「今ごろ謝罪かよ」「今のA・ロッドならヘドリーのほうが使えそう」など厳しい意見が飛んでいる。
それでも持っているポテンシャルはメジャー屈指のものがあるロドリゲス。怪我や加齢による衰えは隠せないが、本人はバリー・ボンズが持つ通算ホームラン記録の更新をあきらめておらず「Aロッドがまた活躍したら面白いんだけどなあ」「ダンナ!待ってるよ!」と期待するファンも残っている。
1年間の出場停止から明けた彼がどのようなプレーを見せてくれるか、2015年の注目選手になることは間違いない。
投稿 by New York Yankees.