キンタナ、コロンビア選手権での落車でレーススケジュール変更

ツール・ド・フランス総合優勝候補のひとり、ナイロ・キンタナ（モビスター）が地元コロンビア・ロード選手権での落車のケガの影響でレーススケジュールを変更することがチームから発表された。

当初、キンタナは2月18～22日に開催されるスペインのアンダルシア一周に出場する予定だった。しかし、2月8日のコロンビア・ロード選手権でレース終盤に落車に巻き込まれ、打撲傷などからの治療を続けている。

このため復帰戦は、イタリアで3月半ばに開催されるティレーノ～アドリアティコとなる見込みである。

キンタナは2013年ツールで総合2位、2014年ジロ・デ・イタリアで総合優勝を獲得し、2015年ツールの総合優勝候補のひとりと見られている。

代わってモビスターは、アンダルシア一周に2人のアンダルシア出身選手、フアンホセ・ロバトとハビエル・モレノをエースとして送り込む。ロバトは、1月のツアー・ダウンアンダーでステージ優勝を挙げたばかりだ。

アンダルシア一周は第3ステージ、第4ステージが頂上ゴールで、また初日午後には8.2kmの個人タイムトライアルも設定されている。

◆2015年アンダルシア一周　モビスター出場メンバー
フアンホセ・ロバト（スペイン）
ハビエル・モレノ（スペイン）
ベナト・インサウスティ（スペイン）
ゴルカ・イサギレ（スペイン）
エロス・カペッキ（イタリア）
ジョバンニ・ビスコンティ（イタリア）
ホセ・エラダ（スペイン）