【東京マラソン15】出場選手会見、車いす陸上競技の土田和歌子選手、山本浩之選手ら…車いすマラソンの新しい見方を
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東京マラソンレースディレクター早野忠昭氏が司会として、トークが進んだ。
早野忠昭氏(以下敬称略):男子の車椅子レース、国内トップ3は大体いつも決まってしまうので、海外選手などを招待してもっと激しいバトルをしたいとずっと話していたんですよ。女子なんて特に、日本は土田さんのひとり舞台ですから。そこで、2016大会から海外選手を招集できるような体制にやっとなったのです。そこのところはどうでしょうか。
土田和歌子選手(以下敬称略):やはり、より多くの選手と闘って勝ちたいとは思いますね。
早野:どうでしょう、当日についての意気込みというのは。
山本浩之選手(以下敬称略):車いすマラソンは、男女ともに迫力のあるスポーツです。海外だとアスリートとして迎え入れてもらえるのですが、日本だと、障害者スポーツはどうしてもかわいそうな人たちが頑張ってやるスポーツという風に見られがちなのです。そうではなくスピード感あふれる、迫力のあるレースとして、多くの人を圧倒させ、見方を変えてもらえるよう頑張りたいと思っています。
早野:明後日に控えて、調子というのは。
山本:1月にインフルにかかってしまいまして…。でも、トップグループと競り合いつつ頑張りたいです。
土田:あまり(自分の状態を)過信するのもよくないのですが、例年になくいい状態です!
《大日方航》
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