コースは2つの山岳ポイントがあり、ラスト10kmを切ったところにも小さな丘が待ち構えている。ランプレ・メリダは4人の逃げを残り40kmで捕まえ、その後も集団をコントロールする。
終盤にアタックした3人もラスト1500mでプレミスラフ・ニエミエッツ(ランプレ・メリダ)がとらえ、最後は人数が絞られた集団でのスプリント勝負。チモライが、フランチェスコ・ガバッツィ(サウスイースト)を2位、アレクセイ・ツァテヴィッチ(カチューシャ)を3位に抑えて勝利を挙げた。
チモライは2010年コッピ・エ・バルタリのチームタイムトライアルで優勝経験はあるが、個人としてはこれがプロ初勝利となった。
ランプレ・メリダは2013年にフィリッポ・ポッツァート、2014年にホセ・セルパがこのレースを制しており、チームにとっては3連覇となった。
2012年にランプレに加入したチモライは「トロフェオ・ライグエーリアは前から好きだったから、このレースに勝ててうれしいよ。特にチームメイト2人が過去に勝った後だからね。オーストラリアからヨーロッパに戻って僕は気管支炎になり、ドバイでのパフォーマンスに影響した。でも、イタリアに戻ってからは回復に集中したんだ」とうれしそうに語っていた。
投稿 by Team Lampre Merida.