自転車タイヤ、空気を入れないソリッド革命なるか…韓国Tannusが新製品投入
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Tannusは韓国に本社を置く自転車用タイヤブランド。空気補充等のメンテナンスが不要なソリッドタイヤを2011年より製造販売している。それまでの十年近くは、タイヤをマーケットに提供すべく実験や改良を繰り返してきたという。
Tannus製品は通常の空気入りタイヤと同レベルの軽さを実現した事に加え、パフォーマンス自体も同水準まで近づいているとしている。
Tannusは「Aither」と呼ばれる独自に開発したマイクロセル構造ポリマーを原料に、フォーミング技術を駆使して製造。一見軽量のスポーツシューズのソールの様な見た目だが、「Aitherコンパウンド」を原材料とするため、製造工程や構造自体はシューズとは全く異なる。
「Aitherコンパウンド」は驚強靭かつ軽量で、それを原材料とするTannusはソリッドタイヤでありながら、体積の大半がほぼ空気である従来の自転車用タイヤと重さに大きな差がない。(参考値:Tannus 700x23Cサイズの重量は430g)。
軽さに加えAitherコンパウンドは素材としての独立性も高く、外的な化学作用の影響をほぼ受ない。ゴム製品と違い、外に放置していた場合でも経年劣化や加水分解、日焼けや色褪せをほとんどしな
いという特徴がある。
従来のコンパウンド「Aither 1.0」と比べ「Aither 1.1」は弾力性が向上し、乗り心地とグリップがより高まったとしている。転がり抵抗もAither 1.0に比べ約15%減少。一般的な空気入りのタイヤと転がり抵抗がほぼ変わらなくなってきた。
これにより同社は、「自転車タイヤ市場にソリッドタイヤ革命が起こり始めている」と表現している。
販売開始は2月から順次。価格は1本5000円ほどから。輸入代理店はエバニュー。
《編集部》
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