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NHK、最新8Kコンテンツ&開発機器を「NAB2015」で展示

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 日本放送協会(NHK)は2日、米国ラスベガスで開催される世界最大の放送機器展「NAB2015」(11日~16日)において、最新の8Kコンテンツと開発機器を出展することを発表した。

 「NAB2015」は、放送、映画、デジタルメディアに関わる1,700社以上が出展。世界各国から約10万人の関係者が来場する見込みだ。今回NHKは、「NAB2015」の展示ブースに、350インチの8Kシアターを設置。22.2マルチチャンネルの3次元音響も駆使し、世界遺産・富士山、和太鼓、FIFAワールドカップ、フルCGを駆使した宇宙、ファッションショーなどの8Kコンテンツを上映する。

 技術展示では、より実用的になった8K制作機器や最新の8Kディスプレイ、8K放送の新しい多重化方式など、最新機器を展示する。新型8Kカメラについては、スポーツ中継やスタジオ制作のための標準モデルと、8Kカメラ初の可搬型カムコーダーである多目的モデルを展示する。新型録再機、リビングルームに自然に溶け込む、スピーカー一体型の8Kディスプレイなども展示の予定だ。さらに、日本における8K放送の多重化方式「MMT」を用いたサービス例も展示する。

 国などが策定した4K・8Kに関するロードマップに基づき、NHKは来年2016年に8K試験放送を開始する予定となっている。2018年までに実用放送を開始し、東京オリンピック・パラリンピック時点では本格的に普及している見込みだ。

《冨岡晶@RBBTODAY》

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