もちろん、センチメンタルな思いにばかり浸っているわけにはいかない。
ハリルホジッチ体制で満を持して招集されたときには「代表でプレーして初めて見えることもある」と決意を新たにしていた。「出場しないと話にならない」と位置づけるワールドカップ・ロシア大会へ。途中出場ながら実際に2試合でピッチに立った宇佐美は、胸中にどんな思いを秘めているのか。
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宇佐美貴史
「やはり結果しかないと思いました。代表に呼ばれるためにはまず所属チームで結果を出すことが大事ですし、代表に選手として残っていくためには代表での結果が必要となる。誰もが結果を求めてプレーするなかで、ああいう形ですけど、今後につながるかなという思いはあります」
現状に満足することなく、貪欲に結果を求め続ける先輩たちのプレーも目の当たりにした。
【日本中を震撼させた代表初ゴール…宇佐美貴史 続く】