【自転車ロード】スティバル、レース中に歯が抜ける「集中できなかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ロード】スティバル、レース中に歯が抜ける「集中できなかった」

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2015年ツール・デ・フランドル、ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)
2015年ツール・デ・フランドル、ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ) 全 3 枚 拡大写真
4月5日のベルギーのツール・デ・フランドル。優勝候補のひとりとして臨んだチェコのゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)だったが、レース中にインプラントの人工歯が抜けるハプニングに見舞われた。

スティバルは2014年8月のエネコツアーでの落車で前歯が抜け、インプラント手術を受けていた。しかし、この日のラスト70km地点でその人工歯が緩み、スティバルは自ら抜いて走り続けた。

レース後半、スティバルはアタックしたチームメイトのニキ・テルプストラの抑え役として集団内でライバルの動きに目を光らせ、最終的に9位でフィニッシュした。

「歯が抜けたのがパフォーマンスにどれだけ影響したかは、難しいね。でも、ビッグレースではうれしくないことだ。おかげで集中できなかったし、どうすればいいかわからなかった。起こったのは、2度目のクワレモントの上りの前だ。ブリッジなので、緩んできた。だから、自分で外したんだ。歯なしで走るのは、あまりいい気分じゃないね」

「でもとにかく、レースについては僕は調子よかった。クワレモントでニキを追走しているとき、トーマス(スカイ)を引き離した。でも、差はあまり大きくなかった。ニキが前にいたので、彼を連れ戻すのは危険なんだ。パーテルベルグの手前で差を詰めたけど、バンアーベルマート(BMC)とサガン(ティンコフ・サクソ)が飛び出したときには僕はもうパワーが残ってなかった。でも、それも前にいるニキのためのチームワークだったんだ」

「調子はよかったと思う。でも、おかしなレースだった。歯のこともあるし、おかしなクラッシュもいろいろあった。本当に奇妙だった。それでも、フランドルは世界一美しいレースだと思う。コースも、このレースを愛している大観衆もね。これからはパリ~ルーベに目を向ける。僕が情熱を感じるもうひとつのレースだ」

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