【Next Stars】「人が鳥になる」って、こういうことか。…ウイングスーツ伊藤慎一選手
オピニオン
ボイス

■鳥になった感覚
---:ウイングスーツは、資金がかかるイメージがありますが。
---:ほぼ自腹ですよね。10年ほど前はスカイダイビング業界も景気がよかったので現物は支給してくださったりもしたのですが、今はなかなか難しく、ディスカウントくらい。今は、現物と、飛行機を飛ばすのも実費です。
---:費用はどれくらいかかるのですか?
伊藤:アメリカとかで、普通のスカイダイビングの高度まで飛行機を上げるとしたら、1回3000円くらいですよ。だから、向こうでやる時は1日5回くらい集中してやって、それを2週間とか続けたりします。ただ、ギネスに挑戦するときなどの特別な場合は、旅客機の高さですし、貸し切りで飛ばしてもらって、酸素ボンベなどを乗せ、安全面を見てくれる人も乗ってもらうので、その場合は15万円くらいかかります。
---:飛んでいるときの感覚というのは。
伊藤:よく聞かれるんですけれども、なかなか難しい。でも全部見えてるんですよ。地面を見ながらコントロールできるし、自分でずっと飛んで行けるんですね。慣れてくると、高さも分かるようになりますし。3次元の感覚で、自分が大体この位置にどの程度滑空して、パラシュート開くまであとどのくらい飛んでいられるのかな、ということがわかってくるんですね。ですから、飛行機の操縦を、動力がなく、自分の身体、羽を使って行っている感じ。
---:まさに、鳥になった感覚ですね。
伊藤:そうですね。自分の手と足の間に生えている羽、筋力だけに頼って飛ぶことができる。スカイダイビングは3次元の感覚がないので。狭い空間の中で、下を見ることなく競技するんですね。それに対して、ウイングスーツはその場所から離れて、3次元の活動領域があるので、本当に全然違います。
---:筋肉が必要ということですが、トレーニングはしていますか?
伊藤:あんまり筋トレとかが好きじゃないので、モトクロスをすることにしています。似ているんですよ、使う筋肉が。脚力、背筋、腕の筋肉と。
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