【ウィルチェアーラグビー】どんな競技?車いすを使い、かつては「マーダーボール」と呼ばれた
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まとめ

男女混合の競技で、1チームは最大12名で構成され、コート上には4名が出場する。コート上の4名の合計点が8点以内となるように編成しなければならない「ポイント制度」がある。選手の交代に回数制限はない。
■ポイント制度とは?
障がいの程度によって、各選手に持ち点が設定される。持ち点は障がいが軽いほど点数が高く、重いほど点数が低くなる。コート上の4名の選手の合計点を8点以内で編成することで、障がいの軽い選手だけではなく重い選手にも出場機会が生まれる。
チームの中に女子選手が含まれる場合は、0.5ポイントの追加ポイントが与えられ、チームの合計は8点を超えることが許される。今大会で日本が対戦したイギリスチームには女性選手が在籍していた。
■障害者とクラス分け
クラス3.5点…片手でどの位置でもドリブルができ、体幹機能がしっかりしており、腰をひねってプレーができる。攻守にわたってコートを動き回り、ボール争いに積極的にからむ。
クラス2.0点…腕の力で車いすのプッシュが可能。どの方向にもストップ、スタート、ターンができる。プレー中に身体を乗り出すこともあり、弱いパスやキャッチができる。
クラス0.5点…上半身の筋力が低く、腹筋、背筋の体幹機能がない。車いすのプッシュ時には、頭を上下に揺らしながら前かがみになる。ストップ、スタート、ターンなど車いすの操作では手首から下が使えず、前腕を使用する。手首の力が弱く、ボールのキャッチやパスが難しい。
■競技時間
1試合では8分間のピリオドを4回行い、ピリオド間にはインターバル(ハーフタイム)が入る。第4ピリオド終了時点で同点の場合は、3分間の延長戦を戦って勝敗を決める。
《大日方航》
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