とにかくウォリアーズはプレイオフに関しては不安な材料が多く、個人的にはここで苦い経験をして、翌シーズン以降が見どころになるのではないか、と考えていました。ですが、そんな不安をまったく感じさせない安定感をウォリアーズは見せてくれました。

ジェームズ・ハーデン
手を降ろさずにファウルを誘うジェームズ・ハーデンの持ち味を出させなかったり、アンドリュー・ボガットを中心した堅いディフェンスでドワイト・ハワードにインサイドを支配させないディフェンス。カリーとトンプソンのスリーポイントシュートを中心に、どこからでも点の取れるオフェンス。これらはシーズンの頃から健在で、それはウェスタンカンファレンスファイナルという大舞台にあってもまったく変わりませんでした。プレイオフだからと特別なわけではなく、シーズンのときから変わらないウォリアーズを見せてくれたのです。
同じくNBAファイナルに駒を進めたキャバリアーズがそうであるように、プレイオフでは新たな才能が発掘されると言われます。ですが、若き力の結集たるウォリアーズはそれを笑い飛ばすかのように、シーズンから続くチームとしての安定感を見せてNBAファイナル出場を手に入れました。
【大舞台でも変わらない安定感――ウォリアーズ対ロケッツ 続く】