【ヒッキーのスポーツながら見】大舞台でも変わらない安定感――ウォリアーズ対ロケッツ…プレイオフ 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ヒッキーのスポーツながら見】大舞台でも変わらない安定感――ウォリアーズ対ロケッツ…プレイオフ

オピニオン コラム
ステファン・カリー 参考画像(2015年5月25日)
ステファン・カリー 参考画像(2015年5月25日) 全 5 枚 拡大写真
もちろん、この背景にはケガ人がいないということも大きいでしょう。カンファレンスファイナルに進出したほかの3チームを見ても、ロケッツはパトリック・ビバリー、キャバリアーズはケビン・ラブ、ホークスはカイル・コーバーと、どのチームも主力を欠いてゲームに臨んでいます。

一方、1シーズンかけて磨き上げてきたチームで試合を迎えられるウォリアーズは、恵まれていると言えるかもしれません。ただ、それもチームを安定させる重要な要因であり、ウォリアーズの強さの秘密とも言えるでしょう。

たとえばウォリアーズは第4戦を落としましたが、それはカリーの途中欠場が原因というより、ハーデンやジョシュ・スミスらの爆発による部分が大きいです。実際にスコアを見ますと、カリーが一時いなくてもウォリアーズは115点を取っています。得点力に決定的な陰りができたわけではありません。自分たちで崩れたわけではないという意識と、それでも爆発を防ぐためにタイトに行くという姿勢が、第5戦のハーデンのターンオーバー連発を誘ったり、手堅く勝利をつかませたと言えるのではないでしょうか。


ゴールデンステート・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツ

そういう意味では、このチームに安定感をもたらした最大の要因は、自身も5度のNBAチャンピオンに輝いているヘッドコーチ、スティーブ・カーなのかもしれません。新旧MVP対決といった形で取り上げられることが多くなりそうな今シーズンのNBAファイナル。

しかしその実、"キング"レブロン・ジェームズ率いるキャバリアーズ対カリーを中心にしてチームで戦うウォリアーズという構図になるのではないでしょうか。ただ、何が起きるかわからないのがプレイオフでもあります。それぞれのチームが突如として別の顔を見せるかもしれません。

いよいよ、今シーズンのNBAの覇者を決める戦いが始まります。
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3

《ヒッキー》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース