【ヴェロシティ15】通勤に自転車を…企業が積極的に行なうのにはワケがあった
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職場に自転車で通う人が増えてきたナントがどのような経緯をたどってきたのかをケーススタディーとした。
この10年間、企業では社員に自転車を、通勤だけでなくトレーニングやチャレンジなどにより一層奨励し続けてきた。現在は、多くの企業がサイクリングへの働きかけをし始めている。今回のセッションには、これから自転車を奨励しようとしている企業の参加もあった。
■南オーストラリア州のケーススタディー
企業と自転車を繋げる取り組みとして行われたLove to ride 2015は、個人だけでなく企業でも参加できるというもの。
決められた一カ月間のうちに最低10分を走りデータをアップロードする。ソーシャルネットワーク形式となっていて、誰がどのようにサイクリングをしたのかを見ることができるために、個々のモチベーションが上がったようである。また企業ごとにどれくらいの参加があったのかも見ることができるようになっている。
この一カ月間で、400近い団体が参加、このイベントをきっかけに走り始めたサイクリスト約1000人を含む7000人近い人がこのイベント期間に自転車に乗ったとのこと。
■企業ごとの参加者の割合
500人以上の企業では15%
200人以上500人未満の企業 10%
50人以上200人未満の企業 37%
20人以上50人未満の企業では9割の参加者があり、中小企業になるほど参加者が多いのが特徴となっている。
ヴェロシティ・アデレード14のために作成された動画には、多くのサイクリストが日常でのサイクリングを楽しんでいる様子が映し出されている。
《Asami SAKURA》
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