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ナイキ、ズームを着用する無敵の速さ誇る選手たち…19人のアスリート

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ナイキ、ズームを着用する無敵の速さ誇る選手たち…19人のアスリート
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■ズームを着用しているアスリートたち

●マイディーヌ・メキシ(ヨーロッパチャンピオン3回)
中距離ランナーは、他の種目の選手とは少し変わった性格を持つことで知られている。マイディーヌもその流れをくんだ、炎のような速さを持つエキセントリックなスピードスターだ。フランス・ランス生まれ、30歳の中距離ランナーを突き動かすのは、自立心とフィニッシュラインを目指す尽きない欲望だ。

2014年、3000mのホームストレッチで勝利を喜ぶあまりシャツを脱いで失格になった事件以来、マイディーヌは逆境から立ち上がり自分の強さを見せる機会を得ることになる。「失格になったあと、唯一私ができることはもう一度トラックに戻り、そのタイトルを勝ち取ることでした。私はそれを実現しましたが、それほど多くのアスリートにできることではなかったでしょう」と語る。

・オリンピック銀メダル 2回 3000mSC
・ヨーロッパアウトドアチャンピオン 3回 3000mSC
・世界選手権銅メダル 2回 3000mSC

●アナ・クラウディア・リモス・シルヴァ(南アメリカチャンピオン5回)
アナは自分の中にある速さに気づくまで、すこし時間がかかった。そして、多くのブラジル人先輩アスリートと同様、フットボールがなければ自分が五輪に行く機会に気づくことがなかったかもしれない。彼女のスピードはピッチの上で見出されたが、ランニングへの情熱を高めるには時間がかかった。

2009年、ジュニアレベルで4年間勝ち続けたあと、アナは決断に迫られた。これからも友達とモールに買い物に行く生活を続けるか、五輪の金メダルを目指すか。その時に気づいたことは「自分が試合や練習の時に一番ハッピーになれる」ということだった。

新しいコーチ、ブラジル人オリンピアンのナカヤ・カツヒコに師事し、彼とともに練習を始めた。2010年南アメリカ選手権はコロンビアの高地で行われたが、100mベスト記録を0.4秒縮め、ルシマー・デ・モーラが持つ南アメリカ記録の11秒17に並んだ。2013年にはグランデ・プレミオ・ブラジルのカイシャ・ゴヴェルノ・デ・パラ・デ・アトレティスモで、大陸記録の11秒05を樹立した。

・南アメリカチャンピオン 5回 100m、200m、4x100m
・全米大会 金メダル2回 200m、4x100
・南アメリカ記録 100m、200m
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《美坂柚木》

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