【THE INSIDE】高校野球にみる「2対6対2」の社会的法則 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE INSIDE】高校野球にみる「2対6対2」の社会的法則

オピニオン コラム
甲子園球場イメージ
甲子園球場イメージ 全 4 枚 拡大写真
8月6日に開幕を控える第97回全国高校野球選手権大会。予選を勝ち抜いた代表校による熱戦が今年も始まる。夏の甲子園まで勝ち上がるには、実力、運、その他の様々な要素が必要だ。

何も高校野球に限ったことではないが、物事は大きく分けると、必ず3つのカテゴリーに分けられる。それは、大中小(大きい、中くらい、小さい)だったり、強普弱(強い、普通、弱い)だったり、多中少(多い、中程度、少ない)だったり。

そして、そのほとんどの現象で、当たり前と言えば当たり前のことなのだが、中庸の比率が圧倒的に多い。それが、世の中の法則つまり社会的法則だと思っている。

その法則を高校野球に当てはめていくと、甲子園出場の確率、可能性というものがある程度見えてくるのではないかと思っている。





つまり、全国で約4000校(今年は部員不足などのため、連合チームなどになっていることもありチーム数としては3906)あるチームのうち、それを強普弱に分けていくと、いわゆる強豪と言われているところが、2割だとすると約800校。その反対に、連合チームなどもその範疇に入るであろうが、チームとしては地区大会に出場できることが精いっぱい、言葉は悪いが、言うならば「出ると負け」というところが、全国で800校くらいあるだろうか。

そして、いわゆる中庸の多くの普通のチームが2400~2500校くらいあるということである。

【次ページ 甲子園出場は強豪校に限りなく絞られる実情】

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《手束仁》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース