【高校野球】大阪偕星が甲子園初勝利…延長十回2アウトから6連打
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大阪桐蔭を倒し、激戦区大阪を勝ち上がってきた大阪偕星。初出場ながらどのような試合を見せるか注目されていた。
大阪偕星は初回2アウトから西岡大和が相手のエラーで出塁。4番・田端拓海の二塁打で2アウト二塁、三塁のチャンスを作り、岸頼大の2点適時打で先制する。
先手を取った大阪偕星だが比叡山も二回、三回に1点ずつ返し追いつく。試合は六回に的場優斗の適時二塁打で勝ち越した大阪偕星が1点リードし最終回を迎えた。甲子園初出場で初勝利まで、あとアウト3つの大阪偕星。だが、ここから比叡山が粘りを見せる。
山本脩平がヒットで出塁し、代打の古橋輝樹がセーフティーバント。一塁でアウトになったものの、ランナーは二塁へ進めた。さらに比叡山は主将の河合拓巳を代打に送る。河合は4球目に内角高めのストレートを叩き、値千金の同点適時打が生まれた。
これで流れは完全に比叡山かと思われた。だが大阪偕星は十回表、2アウトから6連打で4点を奪う。最後は光田悠哉投手が十回裏を無失点に抑え、149球完投で試合を締め括った。
両校の意地が真っ正面からぶつかった試合に「スコアだけ見たら差があるけど、実際見てたら本当に五分五分でした」「9回2アウトから1点を追いかける場面、代打で出てきた主将が同点にしたシーンは感動した」「大阪偕星は打って打ってのチームかと思ったら、意外と細かい野球でした」「9回裏2アウトから同点にした粘りは見事」など、多くの賛辞が寄せられている。
勝った大阪偕星は大会8日目の第3試合で、福岡の九州国際大付と対戦することが決まった。
《岩藤健》
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