昨シーズン5位、格上のトッテナムを相手にレスターは、試合序盤から自陣に引いて守る作戦に出た。ボールは相手に預けカウンターを狙っていく。
自分と相手との戦力差を冷静に分析し、割り切った戦術にトッテナムも手を焼く。司令塔のクリスティアン・エリクセンを欠いたことも、単調な攻めにつながった。
それでも自力で勝るトッテナムは後半36分、左サイドからのクロスにデル・アリが飛び込み頭で合わせ、ようやく均衡を破った。だがレスターは1分後、リヤド・マフレズのゴールで同点に追いつく。ロングボールからの速攻にトッテナムは隙を突かれた。
トッテナムから勝ち点1を奪ったレスターに、「トッテナム相手に引き分けなら上々」「3連勝より負けなくてよかった」「正直レスターのが押してたように見えた」「トッテナムに引き分けだったら好調なんじゃないか?」など、悪くない結果という声が多い。
岡崎はゴール前でモタつくところを見せ、今後に課題も残したが地元メディアは及第点の評価をつけた。同点ゴールを決めたマフレズは積極的に仕掛け、自らシュートを打っていったが周りを使う意識が薄く、ボールを持ちすぎる傾向にあった。結果が出ているうちは周りも強く言えない様子で、こちらも今後の課題になりそうだ。
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Leicester City (@LCFC) 2015, 8月 22