【ウェアラブルテック15】エンタメ産業が人間にとって「最後の砦」かもしれない
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
クラウドの進化による知識の蓄積。コンピュータ上での膨大な失敗が可能にした、人工知能の正確性向上と、人口知能の自己認識の可能性。さらにそこから、人間の労働とロボットの共存という観点で、人間が価値を創出する存在になっていくための、社会システムのあり方に話しが進んだ。
堀江さんは持論を展開する。「憲法の労働義務などは150年前の常識。もうずっと人間は遊んでいればいいんじゃないかと。エンターテインメント産業には可能性があります。(先日いたタイで)ウェイクパークいってきたんですよ。ワイヤーでウェイクボードを引っ張ってくれて、手軽に2時間で1500円くらいのもの。そこでずっとウェイクボードをやっているやつがいるんですね。するとうまくなって、ウェイクボードの神みたいになれますし、そこそこやつはインストラクターになれる。基本遊んでいるだけなのに。そういうものがいっぱいでてくる」。
「遊ぶ時間増えているでしょ。遊び方を教えるのは大きな産業になると思うんです。タイは、周り田んぼです。ロボットが田んぼをやって、人々はウェイクボードをやって遊ぶ、それが近未来の風景です」と現実を交えてわかりやすく解説した。
林さんは「どれだけ多くの感覚を刺激できるかが、お金につながるような気がしていて、エンターテインメントが最後のところかもしれないですね」とし、中野さんは続けて「ゲームは自己実現の欲求を満たしてくれます。機械の登場で専業主婦の概念が変わった。昔はご飯、掃除洗濯と大変だったかもしれないけれど、いまは専業主婦は憧れですよね。しかし自己実現できないから、不満を抱えている。そこを埋めるのはエンターテインメントかもしれない」とした。
《編集部》
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