日本はスコットランドに敗れ1勝1敗…ラグビーW杯
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スコットランドの戦略は明快だった。前半から激しく身体を当て日本の体力を削り、足が止まる後半ラスト20分で突き放す。激闘の疲れが抜けない日本は見事にハマってしまった。
加えて上空で巻く強い風の影響や、疲労からくるプレーの精度不足か前半の序盤からミスを繰り返す。南アフリカ戦ではほとんど見られなかったハンドリングエラーが多発した。試合後のインタビューで田中史朗も「南アフリカ戦との違いは、ミスとペナルティの多さ」と繰り返した。
日本は後半20分過ぎに決定的なチャンスを得る。ラインアウトからモールでトライを狙う、前半と同じ流れだった。だが日本の攻めは読まれていた。着地ですぐさまモールは潰され推進力を失う。
ターンオーバーからトライを決められると精神的にもきつくなり、完全に足が止まってしまった。
だが五郎丸歩も「点差ほど力の差はなかった」と語るように、互角に戦える部分もあった。ジャパンの地力がついていると感じさせる場面も多々あった。元々ラグビーは展開によって、強いチーム同士でも大差になるスポーツだ。相手にボーナスポイントを与えてしまったことは残念だが、切り替えて次のサモア戦に備えてもらいたい。
《岩藤健》
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