FIFA倫理委員会、ブラッター会長に90日間の職務停止処分か?
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
ブラッター会長には金銭授受にまつわる複数の疑惑がかけられており、スイス検察当局が捜査を進めている。ブラッター会長は後任が決まる2016年2月の会長選までは、辞職しない考えを繰り返し述べてきた。だが先日は複数の大手スポンサー企業から退陣要求が出され、かつてない逆風にさらされているのは確実。
90日間の職務停止が正式決定すれば、来年の会長選までほとんど活動できないことになる。こうした動きにサッカーファンからは、「ブラッターとプラティニ両方とも処分されたら、会長選が面白いことになりそうだな」「さすがにブラッターもおしまいかな」「むしろ今まで続けてこられたのが不思議」「1度解体するくらいしないとFIFAの改革なんかできなそう」「FIFA倫理委員会?FIFAに倫理なんてあったの」などの声が寄せられている。
一方こうした報道に対し、ブラッター会長の弁護士は『スカイ・スポーツ』の質問に応え、「そうした事実はない」と否定した。今回の報道は会長の元側近とされるクラウス・ストルケー氏の発言に基づいているが、ストルケー氏は数ヶ月前にブラッター会長の元を離れており、氏の発言に正当性はないと話す関係者もいる。
だが英国メディアは今週中にも処分が正式決定すると報じ続けており、どちらの言い分が正しいかは、さほど時間がかからず決着しそうだ。
《岩藤健》
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