先制したのはルーマニアだった。前半5分にペナルティゴールを成功させ3-0とする。だがイタリアは10分にトライを決め逆転に成功する。コンバージョンは外れたが、16分にペナルティゴールを決め8-3とした。
後半7分までにイタリアが29-3と大きくリードを奪った試合は、このままワンサイドで終わるかにも思われた。だが、ここからルーマニアが反撃を開始、26分にイタリアのゴールライン目前で組んだスクラムから押し込み、パワーでトライに持っていく。
34分にも再び力業でトライを決めると、コンバージョンも成功させ32-17まで追い上げた。さらに終了間際にもトライが決まる。だがルーマニアの反撃開始は遅すぎた。
試合終了間際の猛反撃に、「ルーマニアの闘志あふれるプレーは見事」「イタリアはシックス・ネイションズに値することを証明した」「ルーマニアの反撃は見事だったが遅すぎた。せめてあと10分開始してれば。イタリアは2019年大会への出場権おめでとう」「ジョージア、ルーマニア、ロシア、ポルトガルで試合をして、勝ったチームがシックス・ネイションズのチームと入れ替え戦でもいいと思わせる内容だった」など、世界の上位とティア2と呼ばれる第2グループとの差が詰まってきてると感じるラグビーファンは多い。
Italy have qualified for Rugby World Cup 2019 with a victory over Romania in their final match at #RWC2015.
Posted by Rugby World Cup on 2015年10月11日