各国エリートたちの化学反応…つくば国際スポーツアカデミーの第一期生たち その4
スポーツ
まとめ

日本を含む12カ国から18人が 第一期生として入学し、自己紹介の挨拶が行われた。入学式でのプレゼンの様子を一部紹介していく。
今回はガーナより来日したFrancisさん、スリランカ出身のIshankaさんを紹介する。さまざまな性格、キャリアを持つ学生たちの交流は、きっと2020年の東京オリンピックや今後のスポーツ界に大きな化学反応をもたらすはずだ。
●Francis Asaraさん(ガーナ)
【経歴】
32歳。ガーナのクリケット連盟で経営秘書を務め、後にスポーツ機関で国内の地域スポーツ活性化のためのイベント、セミナー、ワークショップなどを組織。2013年からはオリンピック委員会で選手データの収集、研究に勤しんだ。
【Francisさんのコメント】
スポーツジャーナリズム、国が行うスポーツ政策、チームマネジメントなどスポーツに関するさまざまな分野に携わってきました。現在は障害者スポーツとメディア、イベント運営に興味があります。
私がTIASでしていきたいことは、2020年東京オリンピックに向けて狙いを定めていくことと、理論と実践を組み合わせていくこと、スポーツ分野において若いリーダー育成に着眼していくこと。また、日本のスポーツと文化が統合されている様子を学びたいです。
オリンピックとパラリンピックのムーブメントについてのイデオロギーにより深い理解ができること、私のスポーツキャリアがより多様性を帯びること、私の新しい友だちたちと互の知識や経験をシェアできること、そしてTIASのメンバーたちと2020年に向けて活動できることをとても楽しみにしています。
今後は、短い期間で見れば現在の職業でできる限りのことに取り組み、同時に新しい機会も探していきたいです。中期的な計画としては世界のトップ国際スポーツ機関で働くこと、長期的には私自身のスポーツNPO機関を立ち上げ運営していきたいと考えています。
●Ishanka Harshani Kusum Peirisさん(スリランカ)
【経歴】
国際銀行に勤務した後、スリランカの大学で臨時講師として授業、研究を進める。現在はスリランカのオリンピック委員会で理事として学校や職業機関のスポーツプログラムに協力する立場にある。
【Ishankaさんのコメント】
実は海外に来るのもこれが初めてなので、とても緊張しています。TIASのカリキュラムや、日本の文化やマネジメントについてもとても興味があります。私の夢を達成するために、最大限にこの機会を活かし、TIASで友人を作り、研究や実践に勤しみ、スリランカのスポーツ発展に貢献したいです。私は将来、障害のある子どもたちをスポーツによって、健康で活動的にすることを目標としています。
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その1
次世代のスポーツリーダーたちに迫る…つくば国際スポーツアカデミーの第一期生たち
その2
TIASで学びたい理由、最先端のスポーツ学府が誇るもの
その3
スポーツ分野においては、理論構築だけではなく実践をしていくことが求められる
その4
各国エリートたちの化学反応
その5
スポーツを通して何をするのか…壮大な目標を胸に
その6
2020年を変化の年に…武道の精神で変わるジェンダー不平等
《大日方航》
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