亀田興毅、プロ生活12年「親父には感謝」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

亀田興毅、プロ生活12年「親父には感謝」

スポーツ 選手
亀田興毅(C)GettyImages
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 現地時間16日に米シカゴで行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチに敗れ、試合後に引退を表明した亀田興毅が19日、引退とこれまでの感謝についてブログで語った。

 亀田は冒頭でタイトルマッチでの敗戦に触れ、「この試合に向けて最高の練習が出来、最高のコンディションが作れた。試合に関しても結果は受け入れる。負けは負けで言い訳もないし、お互いベストを尽くしたと思う」悔しさをにじませつつ闘いぬいた自身を労った。

 試合内容については「ただレフリーに対しては、水を差されたなぁと思う」と序盤にローブローで減点となったことに言及。「まだ試合が始まったばっかりで、いきなり2ポイント減点って聞いた事がないし、後一回あると失格負けにすると言われ、ボディを打つ事が困難に。さすがそうなると厳しい。でもそのあとも後悔だけはせんとこうとベストは尽くした。だから後悔はない」と試合時の心境を明かした。

 亀田はプロ生活12年を振り返り「あっと言う間に過ぎ、凄く楽しかったし、全てが思い出。ボクシングをやってきたら今の俺がある訳やし、色んな素晴らしい人達にも出会えたし、感謝しかない」と現在の心境を吐露。続けて「振り返ると、俺みたいな気持ちの弱かった子がボクシングで世界チャンピオンになる。凄いことやなぁと思う。これも全て親父のおかげ。親父がボクシングに出会わせてくれ、俺をボクサーにし、育ててくれた。親父には感謝しかない」と、元ボクシングトレーナーで実父の亀田史郎氏への感謝の気持ちをつづった。

 最後に「あっ、それと予想外な事が一つ。引退するのが早過ぎる、まだ続けてほしいとの声。こんな風に思ってもらえて、ボクサーとして幸せです。皆さん、今までありがとうございました」と応援してくれたファンへメッセージを送った。

引退表明の亀田興毅、プロ生活12年を振り返る「親父には感謝しかない」

《花@RBBTODAY》

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