ラグビー日本代表・小野晃征、モチベーションは「やらないと負けちゃう怖さ」独占インタビュー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラグビー日本代表・小野晃征、モチベーションは「やらないと負けちゃう怖さ」独占インタビュー

オピニオン ボイス
ラグビー日本代表・小野晃征選手(サントリーサンゴリアス)に聞く
ラグビー日本代表・小野晃征選手(サントリーサンゴリアス)に聞く 全 16 枚 拡大写真
サントリーサンゴリアスに所属するラグビー日本代表の小野晃征(おの こうせい)選手。身長171cm、体重83kgと小柄な体型ながら、日本代表のスタンドオフ(SO)として背番号「10」を背負う。

独占インタビューその1:南ア戦は「最初の2、3分で調子良さ感じた」

独占インタビューその2:エディージャパンは「誰よりも練習」

---:日本ではラグビーは冬のスポーツという印象があります。冬場のトレーニングでは何に気をつけていますか?

小野晃征選手(以下、敬称略):ぶつかり合いのスポーツなので、体が寒いと筋肉系のダメージが大きい。やっぱり暖かいものを着て、しっかり筋肉を温めてトレーニングすることが大事だと思います。練習ではナイキのハイパーウォームを着用することで体が暖まり、ケガにならないように体をしっかり作って試合につなげるトレーニングができますね。



ナイキ プロ ハイパーウォーム「ライン クルー フィッテド」、同「ラインズ コンプレッション」を着用


---:トレーニングギアには何を求めますか?

小野:ラグビーは色んな動きがあるので、動きやすくて、軽いものがいいです。よく汗をかくので汗を吸い取ってくれて、自分のポジションは動くので、動きやすいのが一番ですね。

---:寒いなかで練習するモチベーションはどのように保ちますか?

小野:やらないと負けちゃうという怖さ…。ラグビーは危ないスポーツであり、メンタルとフィジカル、体の準備がすごく大事。冬のスポーツで雨、雪、風、関係なくピッチに立たないといけないので、練習からそこを意識して色んな状況を考えながらトレーニングをしないといけない。

しっかり、土曜日(※2)に何があっても勝てるように、というのがモチーベーションですね。

※2:ジャパンラグビートップリーグの試合は土曜日に開催されることが多い。





---:ジャパンラグビートップリーグでは、どんな所に注目してもらいたいですか?

小野:日本代表でラグビーが盛り上がっているので、選手としてはそこのスタンダードを落とさず、もっともっとラグビーを盛り上げていきたいと思います。自分自身は体が小さいほうなのでピッチに立ったらしっかり体を張って、子どもたちに勇気を与えて、体の大きさ関係なくラグビーというスポーツを楽しんでほしいので、そういうところを見てほしいです。

---:2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されますね。新しいファンも増えていますが、どのように未来につなげてほしいですか?

小野:スター選手が生まれてきています。今回ワールドカップに行った31人の選手や、各チームに所属している選手をしっかり応援してほしいです。

2019年ワールドカップは15人制ですが、来年リオデジャネイロオリンピックでセブンズ(7人制ラグビー)も行われ、2020年は東京オリンピックもある。ラグビーという競技を選手とファンで一緒に盛り上げていきたいと思います。



ラグビー日本代表・小野晃征選手(サントリーサンゴリアス)


---:6歳の時から始めたラグビー。続けてきてよかったことは何ですか?

小野:仲間と一緒に好きなラグビーができたこと。友だちが誘ってくれて土曜日にラグビーをするというのがきっかけで、今でも仲間と一緒にピッチに立って、どのジャージを着ても仲間と闘えること。

ラグビーって面白くて、どれだけ体がぶつかりあっても試合が終わったら相手と握手して、ロッカーでも一緒に座ってしゃべったりする時もある。そういうところがフレンドリーというか、ラグビーの良さかなと思いますね。

※ ※ ※

●ラグビー日本代表・小野晃征に聞く
その1 南ア戦は「スイッチ入ってるなと感じた」
その2 エディージャパンは「誰よりも練習」
その3 モチベーションは「やらないと負けちゃう怖さ」
その4 ラグビーのケガは「ケガじゃない」

《五味渕秀行》

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