バッテリーレス、走って歩いて発電するインソールの将来【ウェアラブルEXPO16】
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
圧電素子は、振動や圧力などの力が加わると電圧を発生し、電圧が加えられると伸縮する素子のこと。このコーティング型圧電素子技術とセンサー用送信モジュール(STM400J)を組み合わせた発電インソールは、歩いたり走ったりしてソールが曲がるたびに、キャパシタに一時的に電気的エネルギーが蓄えられるというもの。
発電量は1歩につき20μJ、仕様温度範囲は摂氏マイナス45度から60度まで。担当者は「たとえばGPSなどと連携して、高齢者の位置情報を把握することに役立ったり、マラソン選手ひとりひとりの位置、サッカー選手個々の動きを把握するツールにもなりうる。これからの高齢化社会やスポーツ界、エンタメ界など、さまざまな場にこの圧電素子が入り込む可能性がある」と話していた。
同社は2015年の第1回ウェアラブルEXPOで、圧電素子(エナジーハーベスト)を用いた発電ウェアを展示。今回の発電インソールは、その進化版ともいえる。
《大野雅人》
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