スタイル・クオリティー・快適さをテーマに、毎日の通勤や週末の郊外へのサイクリングといった「都会のライフスタイル」にフォーカスした、モダン自転車ブランドだ。
ロンドン東部のイズリントンは、モダン演劇で知られる、サドラーズ・ウェルズ劇場を中心に、カフェやレストラン、雑貨屋や本屋、スタイリッシュなセレクトショップが密集する人気のエリア。

FREDDIE GRUBB (フレディ・グラブ)の店内
その中心でもある地下鉄エンジェル駅近くにオープンしたフレディ・グラブのお店は、閑静な住宅街にふと現れるチャーミングなジョージアン様式の店構えが特徴だ。ウィンドウには自転車が展示され、自転車と街が醸し出すムードとの一体感に、つい足を止め目を奪われる。
フレディ・グラブの工房は、ロンドン南西部のデプトフォード・クルーク、ロンドン市内を流れるテムズ川につながる小さな運河のほとりにある。
「WALBROOK(ウォルブルック)」「FLEET(フリート)」「RAVENBOURNE(レイベンズボーン)」「EFFRA(エフラ)」などフレディ・グラブの自転車に付けられた車種名は、テムズ川につながる小さな川や運河の名前からとったそうだ。

WALBROOK(ウォルブルック)

RAVENBOURNE(レイベンズボーン)
ラインアップは、メンズ・レディースの4種類。ブルー・グレイ・グリーン・インク・モス・ローズ・レッド・ティールの8色を基本カラーに、オプションでカスタム色もできるサービスも用意されている。多彩なカラーパレットから、自分だけのフレームの色を選べるというのも、 フレディ・グラブの大きな魅力。
まだ英国内でスタートしたばかりのインディペンデントな存在だ。今後、多くの自転車ファンの目に触れ、日本でもこの英国製自転車を目にする機会があると嬉しい。ロンドンに旅行で訪れた際にはお店に足を運んで、ここでしか見られない「ロンドンらしさ」に触れて欲しい。