両チーム慎重な立ち上がりで前半はスコアレス。後半に入って先に試合を動かしたのは広島だった。6分に塩谷司が右サイドからクロスを上げると、ゴール前で佐藤寿人が滑り込みながら左足で押し込み先制。
さらに広島は同12分、柏好文のクロスが丹羽大輝のハンドを誘発しPKを得ると、これを浅野拓磨が決め2点差に突き放す。丹羽はボールが当たったのは手ではなく、顔だと主張したが受け入れられなかった。
追いかけるG大阪も同23分、阿部浩之の絶妙なクロスから、宇佐美貴史のゴールが生まれ1点差に詰め寄った。
G大阪を振り切りたい広島は、同24分に新加入のピーター・ウタカを投入。ウタカは交代出場から4分後、豪快なダイレクトボレーでチームの3得点目を叩き出した。このまま試合は終了し、広島が2016年最初のタイトルを手にしている。
シーズン開幕を1週間後に控え行われた試合に、「試合に関しては文句なしに広島の勝ち。PKは誤審に見えた」「ウタカがめちゃくちゃ起点になってて最高の補強だった」「広島スーパー杯強いな」「ガンバは今年もスロースターターっぽい」「サンフレッチェは守りが堅く強かった。ガンバはどこを攻めていいか迷ってるように見えた」など、多くの意見が寄せられている。
昨季のJリーグチャンピオンシップ決勝、天皇杯準決勝でも対戦した両チーム。今季もJリーグを盛り上げる存在になるか。
【試合結果】サンフレッチェ広島 3-1 ガンバ大阪【得点者】佐藤寿人、浅野拓磨、ピーター ウタカ ※FUJI XEROX SUPER CUP、4度目の制覇! #sanfrecce
— サンフレッチェ広島 公式 (@sanfrecce_SFC) 2016, 2月 20