東京マラソン2016、車いすマラソンは国際化で「よりパワフルに、スピードが上がる」
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
過去9回出場、昨年優勝した洞ノ上浩太(福岡・ヤフー)は、東京マラソンのコースを「簡単にいうと3つのステージに分かれている」と話す。
「最初の4~5km地点までの下り、中盤のフラット、ラスト6kmのアップダウン。私は体重が軽いので最初の下り坂で離されることが多かった。それを克服して3、4年前からやっと先頭集団で走れるようになった」
また、東京都内は「ゆるい上り坂、ゆるい下り坂がわかりにくい」と続ける。
「街中を走るので気がつけば上り坂で、メーターを見たら速度が落ちていたことがある。そういう所で自分の中で仕掛けていって、いいレースにしたい」
東京マラソン車いすレースディレクターを務める副島正純は、「僕のイメージで言うと、他のメジャーマラソンの中でも車いすコースとしてはすごく走りやすい。フラットに近いコース。似てるコースがあるとすればシカゴマラソン」と説明し、スピードが出やすそうだが国内選手はなかなかタイムを延ばせないのが現状と続ける。
「海外の選手を入れることによってもっとパワフルに、スピードがあがると思う」
女子招待選手の土田和歌子(東京・八千代工業)も、「海外のコースに比べて路面がとてもよい」ためスピードの出やすいコースという印象を持っていた。
今大会から国際パラリンピック委員会(IPC)公認大会として開催される。
《五味渕秀行》
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