MXGP第1戦、若干19歳のガイザーがデビューウイン…最年少記録更新
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昨シーズン、MX2でシリーズチャンピオンに輝いた若干19歳のスロベニア人は、ホンダCRF450RWでのデビューレース。ゼッケン243番はフリープラクティスからラップタイムリストの上位にいたが、予選でも2番手につけると、その勢いで決勝では2ヒートともトップでチェッカーフラッグを受けた。MXGPでは、もっとも若いウイナーだ。
ガイザーは、2012年に欧州モトクロス選手権125クラスを制すると、2014年よりモトクロス世界選手権MX2クラスに参戦。昨季は第4戦トレンティーノで初優勝を手にすると、その後のレースでも順調に勝利を重ね、シリーズチャンピオンを獲得。チームにとっても、初のタイトルだった。
ついにMXGPへステップアップし、チャレンジの年となる2016シーズン。もちろん活躍が期待されていたが、そこは世界最高峰のクラス。デビュー戦での両ヒート制覇パーフェクトウインは、まさにセンセーショナルなデビューとしか言いようがない。
レース後のコメントでは「自信はありましたが、両ヒートで1位とは思いも寄りませんでした」と、本人も驚きを隠せない様子。「これ以上はないと言える完ぺきなシーズンの入り方」と、最高の感触を手に入れている。
なお、MXGPに日本人で唯一参戦している山本鯨は、ヒート1:19位、ヒート2:18位だった。
【MXGP 第1戦】若干19歳のガイザーがデビューウイン…最年少記録更新
《青木タカオ@レスポンス》
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