ピース・又吉直樹、競輪学校卒業生にも「先生!」…競輪学校裏話
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登場したのは、佐々木龍さん(25才)、遠藤勝弥さん(26才)、蓑田真瑠さん(26才)、鈴木奈央さん(19才)の4人。
2012年に始まったガールズケイリンの人気も高まり、競輪界を目指す女性も増えてきている。大学時代にトライアスロンをやっていた蓑田さんは、「そこで自転車が得意だったので先輩にガールズケイリンやってみないかと紹介していただいた」ことが進路につながった。
「トライアスロンは長い距離で勝負をしていく。競輪は短い距離でパッと自分の力を出し切るレースになる。そこが自分の課題です」と同じ自転車を使う競技でも違いがあることを話す。
競輪と言えば、優勝者への賞金も注目される競技だ。佐々木さんは、「頑張れば頑張るだけ賞金もらえます。1着1億円のレースもあります。そういう所が魅力。稼ぎたくて(笑)」と正直な気持ちを打ち明けて笑う。
綾部さんが「億なんて持ったこと我々ない…」とつぶやくと、「あ!」と又吉さんを見つめた。芥川賞の受賞で印税も入った又吉さんを、「これが生の先生です!」と卒業生たちに紹介する。すかさず卒業生たちも「先生!」「先生!」と頭を下げると会場は大爆笑。
苦笑しながら又吉さんは、「それだけ賞金も大きく夢のある職業だからなるのも難しいんじゃないですか?」と卒業生たちに質問を投げる。
すると卒業生たちから、試験はまず1000mと200mのタイム測定が一次試験に設けられ、二次試験で面接と筆記のテストがあることが説明された。男子は1000mを1分10秒前後で走り切らなければならないという。普通の人が初めてやると1分30秒を越えるくらいで、速い人でも1分25秒程度だそうだ。
入学してからも「関門」がある。規定のタイムを出さなければいけない試験や筆記試験、激坂を足を着かずに走る登坂訓練など試練が続く。走る距離も多い時で一日200kmになり、股ずれを起こしたりイボができる生徒も。
入学するだけでも大変な競輪学校だが、入学してからも厳しい環境が待っているのだ。
《五味渕秀行》
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