錦織は第1セット、第3ゲームでキリオスのサービスをブレーク。自分のサービスではキープを続け、第9ゲームで再びブレークに成功して危なげなくセットを奪った。
第2セットも錦織は第2ゲームでブレークに成功する。しかし、キリオスも直後の第3ゲームでブレークバック。ここからキリオスにもリズムが生まれ始め、試合は互いに譲らないつばぜり合いとなった。
最後は第12ゲーム、錦織がキリオスのサービスをブレークして、マイアミ・オープン初の決勝進出を決めている。
マスターズ初優勝まであと1勝と迫った錦織に、「素晴らしい試合だった。おめでとう」「ATP1000初優勝にも期待してます」「今回はジョコビッチにも勝てそうな気がする。がんばれ」「ドイツのファンも君を誇りに思うよ」「決勝はどちらもコンディション次第。最近は完敗続きだが今回は期待できる」などテニスファンは決勝での活躍を期待する。
準決勝で敗れたキリオスは試合後SNSを更新し、「決勝戦での錦織の幸運を祈っている。来年またマイアミで会いましょう」とメッセージを送った。
Good luck for the final Kei Nishikori. see you next year Miami #thanksforthesupport https://t.co/7QUBBt9U24
— Nicholas Kyrgios (@NickKyrgios) 2016年4月2日