リオ五輪代表の窪木一茂、橋本英也に感謝「切磋琢磨し戦ってきたおかげ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リオ五輪代表の窪木一茂、橋本英也に感謝「切磋琢磨し戦ってきたおかげ」

スポーツ 選手
窪木一茂
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リオデジャネイロオリンピックの自転車トラック競技オムニアム日本代表に窪木一茂(NIPPOビーニファンティーニ)が選出され、「入賞を目指して調子を上げていきたい」と抱負を語った。

記者発表は4月6日、日本自転車競技連盟が主催して東京都北区の国立スポーツ科学センターで行われた。欧州を拠点としてトレーニングやレースをしている窪木。2日前にイタリアの遠征先で代表入り決定の連絡が入り、急きょ帰国した。

「連絡を受けたときは苦労が報われたなという気持ちだったが、2日経過した今はさらに強くなって五輪に挑まなければいけないという気持ちになっている」と語る。

選手選考に関しては同じNIPPOからスポンサーを受けている橋本英也との争いとなったが、すでに発表されている選手選考基準に沿って窪木が選ばれたという。

中距離コーチの飯島誠氏が、「男子オムニアムの選考にあたっては候補選手が2名いた」と説明。「選考の対象となるレースは9つあり、5大会が終わった段階で両者にその差はなかった。しかしその後の世界選手権で2ラップをしたという窪木の積極性と、(6種目で争われるオムニアムの1種目である)ポイントレースでは常に20点以上を獲得するなどの安定性において窪木が勝っていた」

「中距離種目での日本記録保持者である橋本選手の存在はボクにとってよい支えでもあり、刺激を与え合う関係。橋本選手と切磋琢磨し戦ってきたおかげで、ここまで自分も成長できたと思う。そういう意味でも彼にはとても感謝している」(窪木)

すぐに強化合宿が始まる。特に250mバンクに慣れることが重要なので、5月からはトラックレースに集中したいと窪木は、日本チャンピオンジャージを保持しているロードレースからは離れることを示唆した。

「東日本大震災後のロンドンオリンピックは出られなかったが、同じ福島県出身の新田祐大選手、渡辺一成選手がロンドンで戦う姿を見て、ボクも次はオリンピックに出るぞと心に誓った。和歌山に拠点を移してからも福島の新聞に掲載されていて、地元の人がそれを送ってくれた。お世話になった人に報いるためにも頑張りたい。瞬発系の種目が苦手なのでそれを強化していきたい」

《山口和幸》

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