ウィルチェアーラグビーは、四肢麻痺者がチームスポーツを行う機会を得るために1977年カナダで考案され、欧米では広く普及している国際的なスポーツ。2000年シドニーパラリンピックから公式種目になっている。
ウィルチェアーラグビー日本代表チームは、2015年に初のアジア・オセアニアチャンピオンの座に輝くなど、現在世界ランキング3位と最もメダルに近い団体競技として注目を集めている。
JALは日本障がい者スポーツ協会(JPSA)第一号のスポンサー企業として、障がい者スポーツの普及、輸送支援、サービス向上に努めてきた実績があるが、日本ウィルチェアーラグビー連盟理事長、塩沢康雄氏は「遠征の際に競技用車椅子の運搬、搭乗手続き、機内でのサポートなどをしてもらっている」と挨拶した。
ウィルチェアーラグビー日本代表候補、池崎大輔選手は、「日本航空、JALさまはパラスポーツへ理解があり、オフィシャルパートナー契約締結させていただくことができて本当に嬉しい。世界の頂点へ羽ばたいていけるように頑張っていきたい」と感謝の思いを口にした。
会見では、池崎選手によるウィルチェアラグビーのデモンストレーションが行われた。かつて「殺人球技」と呼ばれたこともあるその激しさに、会場はどよめいた。
JAL会見にて pic.twitter.com/R7GZwnWXcz
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年4月12日
今後、ウィルチェアーラグビー日本代表チームの競技用車いすのバックバーに、社名ロゴが提出される。