前日は代打として準備していたが、相手投手が左腕に交代したため代打の代打を送られ、出番がなくなったイチロー。この試合では守備から出場すると六回裏、1死一塁でカウント1-2からセンター前に弾き返した。さらに盗塁も決め、メジャー通算を499盗塁に伸ばした。
イチローは1点ビハインドで迎えた九回裏、2死二塁で同点に追いつく適時打も放っている。
今季初打点もマークしたイチローにファンは、「出場さえさせてくれれば、活躍できる!! がんばれ!」「3000本安打行ってもらいたい」「数少ない出場機会にも関わらず、腐らずにチャンスをものにするのはさすが」「イチローの3000安打は今シーズン唯一の見所だ。なんて嘆かわしいチーム」などの声を寄せている。
MLB通算3000本安打の期待がかかるイチロー。だが、今季から就任したドン・マッティングリー監督はジャンカルロ・スタントン、クリスチャン・イエリッチ、マーセル・オズナのレギュラー3人が健康ならイチローに出番はないとの態度を貫いている。
監督交代で昨季以上にチャンスは限られているが、自らのバットでマッティングリー監督を振り向かせられるか。